はじめに
こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。
東京の歯科医師先生と歯科医院を支援する公認会計士・税理士が税金や節税について解説します。
今回は、診療報酬の窓口入金の処理について明したいと思います。
診療報酬の窓口入金
保険診療報酬のうち患者さんが自己負担する分や自由診療報酬など、歯科医院での窓口入金は、毎日生じます。
これらの窓口入金については、現金出納帳などを用いて、「社保窓口収入」、「国保窓口収入」、「自由診療収入」といった項目で毎日会計帳簿に記入することになります。
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診療報酬の窓口入金 | 会計・経理・仕訳
窓口入金は毎日現金出納帳に記入する
保険診療報酬は、支払基金や国保連に対して1ヶ月分をまとめて請求しますが、その際の診療報酬点数から逆算することで、保険診療にかかる患者さんの自己負担分である窓口入金を概算することが可能です。
このことから、窓口入金を毎日現金出納帳に記入するのは手間がかかるので、支払基金や国保連への請求に合わせて、窓口入金を逆算して1ヶ月分をまとめて計上しようとお考えの方もおられるかもしれません。
しかし、この逆算された窓口入金は、あくまで概算であるため正確な窓口入金とはいえません。特に歯科医院においては、保険診療収入と自由診療収入を正確に区別することが非常に重要になります。
また、現金出納帳は毎日の現金の動きを把握できるように日毎に記入する必要があります。
そのため、面倒ではありますが、窓口入金については毎日現金出納帳に記入して下さい。
なお、患者さんから窓口入金を受け取るたびに現金出納帳に記入する必要はありません。1日分を集計した金額を現金出納帳に記入することは構いませんので、日計表などを用いて、できるだけ事務負担を軽減して下さいね。
おわりに
税理士を探している東京都の歯科医師先生や歯科医院・医療法人の方がいらっしゃいましたら、東京都港区にある税理士法人インテグリティにお声がけください。税金だけでなく、ビジネスやファイナンスに強い公認会計士・税理士が、歯科医院が持続的に成長するお手伝いをさせて頂きます。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。