はじめに
こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。
歯科医院を支援する公認会計士・税理士が歯科医院の経理や税務について解説します。
今回は、歯科医院における歯科衛生士の派遣について説明したいと思います。
紹介予定派遣
平成16年から、紹介予定派遣による歯科医衛生士さんの派遣ができるようになりました。
紹介予定派遣とは、派遣先に直接雇用されることを前提にして、派遣期間 ( 平均3ヶ月から最長6ヶ月 ) が終了した時に、本人と派遣先企業が合意した場合に社員として採用される派遣形態になります。
本人と派遣先企業が合意した場合に社員として採用されるため、必ず社員にしなければならないわけではありません。派遣先企業の判断によって不採用とすることも可能ですし、その逆もあります。
原則として、医療関係の業務においては派遣が認められていませんが、紹介予定派遣であれば認められます。
また、通常の派遣と異なり、紹介予定派遣であれば、派遣開始前の面接や履歴書の送付などが可能になります。
紹介予定派遣のメリット
派遣先である歯科医院においては、派遣期間中に派遣された歯科衛生士さんの能力を見極めることができることが最大のメリットになります。
面接だけでは判断することが難しい、人となりや勤務態度なども見ることができるため、歯科医師先生が本当に必要とする人材を採用することができます。
いったん社員として採用してしまうと、こちらの都合により解雇することが難しくなるため、事前に採用予定者の能力を見定めることができることは、とても有益であるといえます。
求人コストや求人にかかる手間が削減されるのもメリットです。
歯科衛生士さんの離職率は高い傾向にありますが、派遣期間を通してすでに働いているため、社員として採用した後も離職率が低くなります。
おわりに
税理士をお探しの歯科医師先生や歯科医院・医療法人の方がいらっしゃいましたら、東京都港区にある税理士法人インテグリティにお声がけください。歯科医院特有の会計や税金だけでなく、ビジネスやファイナンスにも強い公認会計士・税理士が、歯科医院が持続的に成長するお手伝いをさせて頂きます。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。