歯科医師数と歯科医療費の推移

はじめに

こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。

歯科医院を支援する公認会計士・税理士が歯科医院の経営について解説します。

今回は、直近10年間の歯科医師歯科医療費の推移をみてみたいと思います。

 

 

増加傾向の歯科医師数と歯科医療費

歯科医師数と歯科医療費の平成12年から平成24年までの推移をみてみると、どちらも増加傾向にあることが分かります。

歯科医療費の推移 歯科医師数の推移
歯科医療費 伸び率(対前々年度比) 歯科医師数 伸び率(対前々年度比)
平成12年 2000年 2.55兆円 90,857人
平成14年 2002年 2.59兆円 1.50% 92,874人 2.22%
平成16年 2004年 2.55兆円 ▲1.66% 95,197人 2.50%
平成18年 2006年 2.51兆円 ▲1.72% 97,198人 2.10%
平成20年 2008年 2.57兆円 2.41% 99,426人 2.29%
平成22年 2010年 2.59兆円 1.02% 101,576人 2.16%
平成24年 2012年 2.69兆円 3.96% 102,551人 0.96%
出展 : 厚生労働省 「医療費の動向」 「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」

 

歯科医療費の伸び率に比べると、歯科医師数の伸び率が大きく、歯科医師先生にとって厳しい時期が続いていましたが、直近では歯科医師数の伸び率よりも歯科医療費の伸び率が大きくなっています。

歯科医療費と歯科医師数の推移

 

歯科医療費と歯科医師数の伸び率の推移

 

歯科医院業界はまだまだ厳しい競争環境にあり、その流れは今後も変わらない、さらに厳しくなってくるかもしれません。

この先、うまくいっている歯科医院とそうではない歯科医院との差はますます広がるとは思いますが、歯科医院のマーケット(歯科医療費)自体は微増ながらも大きくなっています。これをチャンスだと思える歯科医院をぜひ目指してくださいね。

 

 

おわりに

税理士を探している歯科医師先生や歯科医院・医療法人の方がいらっしゃいましたら、東京都港区にある税理士法人インテグリティにお声がけください。会計や税金だけでなく、ビジネスやファイナンスにも強い公認会計士・税理士が、歯科医院が持続的に成長するお手伝いをさせて頂きます。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。