はじめに
こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。
東京の歯科医師先生と歯科医院を支援する公認会計士・税理士が会計や税金、節税について解説します。
今回は、貸借対照表の固定資産について説明したいと思います。
固定資産とは
固定資産とは、貸借対照表の借方(左側)の資産のうち、長期間にわたって事業のために利用または所有される資産のことをいいます。
短期間で現金化される流動性が高い資産のことを流動資産といいます。
流動資産についてはこちら
固定資産は次の3つに分けられます。
- 有形固定資産
- 無形固定資産
- 投資その他の資産
有形固定資産
長期間にわたって事業のために利用または所有される資産のうち、目に見えるカタチがあるものを有形固定資産といいます。
土地や建物、構築物、機械装置、車両、工具器具備品などが該当します。
歯科医院が自己所有している土地や建物、テナント入居の場合の内装工事、歯科ユニットチェアなどは有形固定資産になります。
有形固定資産は購入した時点では原則として全額を経費にすることができません。減価償却という手続きによって数年間に渡って経費になります。
なお、土地の購入価額は経費にできません(減価償却できません)。
例えば、事業用の自動車を300万円で買った場合は、買った時点では300万円は経費になりません。自動車の法定耐用年数である6年間に渡って毎年50万円ずつ経費になります。
無形固定資産
長期間にわたって事業のために利用または所有される資産のうち、目に見えるカタチがないものを無形固定資産といいます。
ソフトウェアや法律上の権利(特許権や商標権等)などが該当します。
無形固定資産も購入した時点では原則として全額を経費にすることができません。減価償却という手続きによって数年間に渡って経費になります。
投資その他の資産
有形固定資産と無形固定資産以外の固定資産を投資その他の資産といいます。
投資有価証券や出資金、長期貸付金、長期前払費用などが該当します。
おわりに
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最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。